膵臓癌の症状


臓器には、よく沈黙の臓器と比喩されるものがあります。
肝臓、腎臓などもそのひとつですが、そんな沈黙の臓器と呼ばれる器官に、膵臓も含まれています。
膵臓は、意の裏側にある比較的小さな臓器なので、障害が発生しても、激しい痛みやその他の自覚症状が乏しく、癌治療で重要視される、早期発見が困難であり、自覚症状が現れて、診察を受ける頃には、既にかなり進行しているというのが多くの症例であります。
後でよくよく考えると、あの時背中が張ったような感じがしていたとか、周りの人から、そういえば肌の色が違ってきていたなど、結論が出てからの変化は良くわかります。
でも、背中が張っていたとか、痛みとか言うのは、その症状、その状況になった方にしかわからず、特に痛みなどは、比喩的には、何々のようなとか言う方法で伝える事は出来ますが、実際にそんな比喩での表現でも、大変だという事はわかりますが、体験したことの無い事なら、本当の状況は判るものでは有りません。
でも、私の友人にこんな状況の者がいました。
あるときから頻繁に背中が重く痛いと言うようになり、良くその部分を指圧していました。
ちょうど、胃の裏辺りでしょうか。
でも、押すと気持ちが良いとするのは、背骨周りの筋肉で、寝相が悪いが姿勢が悪いための、単なる凝りと思っていましたが、そのうち腰痛も発症し、その腰痛は激しく、足元のものを拾うにも、腰をまっすぐにしてかがんでいかないと駄目なほどでした。
そのうちに肌が日焼けしたように少し黒くなってきたのを、他の友人も話として出してきて、友人の勧めで、診察を受けることになりましたが、そのまま入院と言うことになりました。
彼の場合、進行も遅かったのか、比較的初期の状態で発見したため、繰り返しの治療が必要でしたが、なんとか持ちこたえています。
そして、他の皆さんと同じように、発覚後に、そういえば・・と言う回顧録が始まったのですが、その中で、そういえば朝起き辛かったとか、背中がいたかったなど、これらは日常にあることで、蛇口をひねったら水が出てきた、と言うのと同じで、まったくその変化には気が付きませんし、それらを逐一気に止めているようだと、逆に病になりそうです。
そこで、膵臓癌 症状と断定はでき無いですが、彼の場合背中の凝りが執拗に発生しだし、それが長引くようになってきたというのが、ひとつのポイントで有ったように思われます。
痛だるい感覚で、その部位を指圧するとこごち良く感じられますが、指圧を止めると筋肉痛のように楽になるのではなく、また張ったように重たいだるさが残る。
これが永く続く。
こんな症状がひとつのポイントであったかとも思います。
でも、偶然にも進行が遅かったし、他への転移も無かったのが幸いでしたが、膵臓癌の症状が現れた時点では確実に遅いという沈黙の臓器ゆえ、定期的な検査は絶対ですし、疲れが取れにくく、長引いてしまうと感じたときには、すぐ検査を受けられることが大切ですよね。

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